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最近よく「格安スマホ」「格安SIM」「スマホ使い放題イチキュッパ!」なんて言葉をよく耳にするようになりましたね。
今までドコモ、au、ソフトバンクのいずれかが提供する通信サービスを利用していた方も月々のコストを減らすために格安スマホを使ってみようという方が増えてきたのではないでしょうか。
そもそも…
格安スマホってなに?
って思う方がまだまだ多いはずです。
そんなあなたのために、格安スマホの仕組み・メリット(オススメポイント)・デメリット(使用時の注意点)をご紹介します。
【この記事で学べること】
- 大手携帯会社と格安スマホの違い
- 格安スマホを使うメリット
- 格安スマホを使うときの注意点とデメリット
格安スマホはたしかに安いので、スマホの使い方によっては超オススメです。
携帯料金を節約するのであれば、大手の携帯会社に比べて半分以下に下げることだってできますからね。
でも格安スマホにはデメリットもあります。
注意点やデメリットをしっかりと理解しておかないと「不便」って感じることがあるので、格安スマホの契約をする前に確認しておいてくださいね!
それでは!
Let’s GO〜!!
/格安SIMを動画で解説\
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【解説】格安スマホの仕組み|メリットとデメリット
格安スマホと違って大手キャリアは「MNO」
MNOとは:
ドコモ、au、ソフトバンクのような大手キャリアは、モバイルネットワークオペレーターと言って自社の保有する回線(アンテナ)作って電波を供給している。
別名、移動体通信業者と呼ばれている。
まずは大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンク、そして2019年秋から大手に参入した楽天モバイル。
この大手の携帯会社はMNOと言って、格安スマホの仕組みとは根本的に違うんです。
MNO(大手キャリア)の仕組みを解説
MNOは自社のブランド(ケータイで言う基地局や電話回線)を使用して利用者(ケータイを利用する私たち)へサービスを提供します。
自社が保有する回線を使用するので、会社ごとに得意地域や不得意地域などはあれど、大手3社ということもあり、電波の質はとても良質です。
【イメージ図】
MNO(通信会社)回線⇒⇒⇒ユーザー(私たち)
格安スマホはすべて「MVNO」
MNOの対義語といって良いでしょう、格安スマホの別名と呼ばれるのが「MVNO」。
MVNOとは:
Mobile Virtual Network Operatorの略称となっていて、日本語にすると「仮想移動体通信事業者」「エム・ブイ・エヌ・オー」と言う。
大手キャリアの回線の一部を利用して通信(サービス)を提供している。
つまり格安スマホの会社は、自分の会社で電波を作れないから借りているってことですね。
格安スマホはいろいろな会社(サービス)がありますが、ほぼすべてがMVNOなんですよ。
さっと上げても、楽天・UQ・DMM・Biglobe・OCN・Nifty・ビックカメラなどなど、元々が自宅のインターネットプロバイダーを提供していた会社や家電量販店からもサービスが出ていますね。
MVNO(格安スマホ)の仕組みを解説
MVNOはMNOとは違いMNOが保有している回線を一部利用してサービスの提供をしています。
回線の一部を借りてサービスを提供しているので、MNOのユーザーと利用している回線は同じになります。
【イメージ図】
MVNO(通信会社)⇒⇒⇒MNO(大手)回線⇒⇒⇒ユーザー(私たち)
格安スマホを使うメリットは圧倒的な”料金の安さ”
MNOとMVNOの仕組みの違いはお分かりいただいたと思います。
使用している回線は同じ、だけど提供しているサービス元(会社)が異なるということですね。
なぜMVNOは格安SIM(格安スマホ)と呼ばれる程金額が安いのでしょうか??
格安スマホの料金が安い理由
「MNOにあって」「MVNOにないもの」がMVNOが安い大きな理由です。
- 実店舗が存在しない。
- 混み合う時間帯に電波が安定しない。
- 初期設定などは全て自身でやる。
- 保守対応がない。
などなど…人件費などを削った分で通信費を安くしています。
月々の通信費(ケータイ代)に8,000円~10,000円を払っているのがバカバカしいと感じる方は、選択肢としてMVNOが最良です。
SIMフリースマホを持っていれば中のSIMカードだけを契約すればよいので、機種の分割をする必要もありませんので!
こんな方にはメリット多し!
- 料金を安くしたい方
- スマホ使用頻度が少ない方
- 設定などをご自身で出来る方
- SIMフリーの端末を持っている方
【解説】格安スマホ”4つ”のデメリット(注意点)
良い部分(メリット)はズバリ「値段」ですよね。
月々の通信費をおさえたい方にはもってこいのサービスです。
もちろん安いというのには理由があるので、使う上でソフトバンク、au、ドコモのようなMNOよりも使いづらい部分もあります。
- 日中や夜間の通信速度が遅い(ネット読み込みなどに時間がかかる)
- 何かあったとき(故障やトラブルなど)は自分で対処しなければならない
- 初期設定ができないとネット利用不可・メール利用不可になる
- LINEなどの一部サービスが使えなくなる
などなど…
実際に使ってみないと気付くことができない不便さというのはもちろんあります。
そこをしっかり理解して契約を決める必要がありますね。
「月々が安い」にはそれなりの理由があります。
自分でケータイのプランを決めたり、初期設定から保守までの流れを事前に組み立てられる人であれば良いですが、そうでない方は注意が必要です。
「安いから変えちゃおう!」は要注意です!!
こんな方にはデメリットが!
- 仕事でスマホを使っている方
- 株などを随時確認したい方
- スマホ全般に詳しくない方
- 契約などを自分で管理できない方
【注意1】追記:格安スマホの回線がデメリットになるかも
前述しましたが、格安スマホというのは大手3社(ドコモ、au、ソフトバンク)から回線の一部を借りてサービスを提供しています。
ほとんどの格安スマホはNTTドコモ回線を使っているのですが、これがデメリットであり注意点になっているんです。
”3つ”の会社に分かれる格安スマホ回線
- NTTドコモ系のモバイル回線
- KDDI系(au)のモバイル回線
- ソフトバンク系のモバイル回線
(ワイモバイルはe-mobileとwilcom回線あり)
スマホの携帯料金を値下げしたいという考えが広まってから、格安スマホのユーザー数はどんどん増えています。
ドコモ、au、ソフトバンクを使っていてスマホの料金が高いと感じた人は、いろいろな格安SIMに切り替えをしているんですね。
実は、格安スマホのデメリットになる可能性が高い回線というのは、NTTドコモ回線なんです。
なぜドコモ回線なのかというと、ユーザー数が多すぎるからなんですね。
いろいろな会社から出ている格安SIMのサービスですが、その多くがドコモ回線を使っているとお伝えしました。
もともと回線の一部を借りている格安SIMが、ドコモ回線を使う人が多くなってしまうことで、通信が不安定になりやすくなったり読み込みが遅くなってしまうんです。
たしかにどの回線を使っていてもこういうデメリットはあるものなのですが、様々な評判や口コミを見てもドコモ回線が圧倒的に多いです。
格安スマホを選ぶときには、こういった格安スマホ回線のデメリットも検討材料にしてくださいね。
【注意2】格安スマホでの”メールアドレス”がデメリットに?
格安スマホを使うときには、キャリアのメールアドレスにも注意が必要です。
- @docomo.ne.jp
- @ezweb.ne.jp
- @softbank.ne.jp
上記みたいなアドレスを格安スマホになっても使いたいって方は、アドレスが使える格安スマホかどうかのチェックも欠かせません。
キャリアのアドレスの特徴は「セキュリティの強いアドレス」ってことで、アドレス登録をするときに指定される場合があります。
もしキャリアのアドレスが使えないと、使いたいサービスなどに登録できなくなるかもしれないってことなんですよ。
キャリアのアドレスが使える格安スマホか、そもそもあなたにキャリアのアドレスが必要かを確認しておいてくださいね。
アドレスがなくなるのは格安スマホを契約する寸前まで知らない方が多いので、あなたのデメリットにならないようにご注意を!
まとめ
格安スマホのメリットデメリットに気をつけて契約をしよう!
MNO(ドコモ・au・ソフトバンクなど)よりもMVNO(格安スマホ)を使う人が多くなっている反面で、こういった注意点を理解せずに契約をして困るということがとても多くなってきています。
使ってみたい!と思っているあなたは金額だけでなく、「通信の品質」「サポート」などあなた自身が使う上で何が大切か、メリット・デメリットをしっかり調べた上で契約されてはいかがでしょうか。